ども、塩谷です。先日西日本ツアーを敢行して各地の同業者さんなどと交流して参りましたが、遊んでいただいた皆さまありがとうございました。
初日広島において、いわゆる勉強会的なものに参加させていただきました。地元のお2人がブログに書かれているので別掲します。
› 【総括】 行政書士による討論会|崎田 和伸ブログ「七転び、八起き」
› 「トップ行政書士による討論会」の感想 | 産廃業許可申請専門|吉島合同事務所
お前はどうやねん、と言われているような気がしないでもないので、所感を述べさせていただきたいと思います。
まず第1に、塩谷はやはりこういう場でお話するのは今後もできるだけ避けたほうが良い、ということです。喋りながら考えをまとめるのではなく、僕は考えがまとまってきたら書くのです。だから喋っている塩谷は非常に抽象的で非論理的(あるいは感情的)です。みっともない。
第2に、我々の業界はもっと飛躍的に良くなるだろう、というものです。致命的に重要なノウハウが全く共有されていないと感じましたし、これらはもっと業界内で公共性を持った知識になるべきだとも思うので、いずれその重要なノウハウは何らかの方法で浸透していき、業界を改善していくだろうと思います。端的には営業ノウハウや管理業務等そういうものですが(ネットでウハウハとかFacebookとかセミナーでウィンウィンとかそういうことじゃねえです)。
さて、1つ総論的な議題がありまして、「中小企業法務は会計マーケットに内包されていくのではないか」という塩谷の仮説っていうか持論ですけど、これに思ったより強い反発をいただいたことなんですね。まあ行政書士さんが集まる会で「税理士にヤラれるぜ」なんて言ったら反発されるに決まってますが、されたので。
塩谷はこのブログの他、居候でメルマガを書いている(書いていた)のですが、そこで以下のような稿を書きました(長いですー)。現在も特に修正したい意見はありません。
› 行政書士の未来予想図(序)(1)(2) | 副業行政書士開業マニュアル
› 行政書士の未来予想図(3)(4)(5) | 副業行政書士開業マニュアル
大局観というと格好いいですけど、そこまでご立派なものではないんですが、個別的なことだけを検討するより「大まかにはこうだ」という見立てをしてから個別具体的に戦略を立てる方が、致命的な方針ミスをしなくて済むと思います。んで、総論としては「税理士にヤラれる」方向だとは思いますが、個別的に見た抵抗策、対策、別なスキームというのは大量にあると思います。
何もみんながみんな行政書士として会計マーケットと戦う必要はないですし、全く別のルールでゲームを進めることもいくらでもできるので、そうすればいいと思います。ただし、漫然と「行政書士でございますので仕事を頂戴」などと宣ってみても誰も相手にしてくれねえぜ、ということですよね、当り前ですよね。